大掃除や衣替えのたびに出てくる、もう着ない服や使わなくなった雑貨たち。「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と心が痛み、結局またクローゼットの奥にしまってしまう。そんな経験はありませんか。自分にとっては不用品でも、世界のどこかにはそれを探している人が必ずいます。フリマアプリのメルカリを使って、モノに第二の人生をプレゼントしてみませんか。
出品ハードルを下げる3つの基本ステップ
出品作業は難しそうに見えますが、実はスマホひとつで驚くほど簡単にできます。慣れてしまえば、数分で完了する楽しい作業に変わります。
ステップ1:写真は自然光で正直に撮る
商品の写真は、昼間の明るい自然光の下で撮るのが一番きれいに見えます。特別な加工アプリは必要ありません。全体の写真だけでなく、ブランドのタグや、汚れや傷がある部分もアップで撮影しましょう。傷を隠さずに見せることで、「正直な出品者さんだ」と信頼され、逆に購入されやすくなることもあります。
ステップ2:説明文は定型文を活用する
文章を考えるのが苦手でも大丈夫です。アプリには「型番」や「バーコード」を読み取る機能があり、商品名や特徴を自動で入力してくれることも多いです。自分で書く部分は、「いつ頃買ったか」「どれくらい使ったか」「なぜ手放すのか」の3点を添えるだけで十分。次の持ち主への手紙のような気持ちで書いてみましょう。
ステップ3:梱包資材は家にあるものでOK
商品が売れた後の梱包に、新品のダンボールを買う必要はありません。きれいな状態のショップ袋や、通販で届いた緩衝材(プチプチ)を再利用しましょう。ただし、商品が水に濡れないようにビニール袋に入れることと、壊れやすいものはしっかり保護することだけは大切です。「リサイクル資材を使わせていただきます」と一言添えれば、購入者の方も理解してくれます。
モノがつながる温かい循環
メルカリを利用する一番の喜びは、お小遣いが入ること以上に、手放したモノが誰かの役に立つとわかる瞬間です。
「ずっと探していた本でした」「子供が喜んで使っています」といったメッセージをもらうと、ただゴミとして捨てなくて本当によかった、と心が温かくなります。モノを大切にするということは、抱え込むことだけではありません。必要な人の元へ送り出すことも、立派な愛情表現です。そうして家の中が片付き、誰かも喜んでくれる。これこそが、サステナブルなモノの循環です。
送料と手間のバランスを見極める
出品する際に気をつけたいのが、送料と手数料です。
販売価格から手数料(10%)と送料が引かれるため、あまりに安い価格で出品すると、利益がほとんど出なかったり、最悪の場合はマイナスになったりすることもあります。梱包や発送の手間を考えると、数百円の利益のために時間を使いすぎるのは考えものです。
「これは売れなさそうだな」「手間がかかりすぎるな」と感じたら、無理に出品せず、リサイクルショップに持ち込んだり、自治体の古布回収に出したりする潔さも必要です。全てのモノをメルカリで売ろうとせず、楽しみながらできる範囲で続けることが大切です。
まずは読み終わった本を1冊出品してみる
今週末は、本棚にある「もう読み返さないけれど、いい本だったな」と思う一冊を手に取ってみてください。
本の出品は、サイズが規格内で送料も安く、梱包もシンプルなので、デビュー戦にはぴったりです。バーコードを読み取って、パシャっと写真を撮る。その数分の作業が、あなたの本棚をスッキリさせ、どこかの誰かの新しい愛読書へとつながる第一歩になります。
